多くの歯科予約システムでは、クラウド型のサービスを採用しています。オンライン上でのサービスですから、「セキュリティ面で心配」と考える院長先生も多いようです。特に、患者情報の漏えいはクリニックの信頼にかかわってくることですから、より強固なセキュリティ対策をしている歯科予約システムを選ぶことも、重要なポイントといえるでしょう。
歯科予約システムにアクセスする際には、必ずIDとパスワードを求められるような仕組みはもはやあって当然。万一に備えて、各種データをバックアップしてくれるようなものだと安心でしょう。
さらに、堅牢なセキュリティ体制をつくるために、「SSLに対応したシステム」を選ぶのもポイントとなります。
SSLとは、オンライン上のさまざまな通信を暗号化するしくみのことです。
一般的に、クラウド型の歯科予約システムは、Yahoo!などの検索エンジンでホームページを見るときと同じく「ブラウザ」で閲覧します。SSL対応していないホームページを、IEやグーグルクロームなどのブラウザで見ると、その内容が誰かに盗み見されている可能性があり、個人情報なども筒抜けになってしまうことも考えられるのです。
SSLに対応していれば、すべての通信が暗号化され、たとえ盗み見されたとしても解読できないようになります。
歯科予約システムは患者情報を多く扱うシステムですから、SSL対応のシステムかをチェックしましょう。
セキュリティをより強固にするなら、クリニック内にサーバを設置し運営するという手法もあります。しかし、サーバを設置する場所の問題や、メンテナンスにかかるコストを考えると、容易に設置できるとはいえません。
そこで、クリニック内にサーバを設置しなくてもよい「ASP型のシステム」を選ぶと便利でしょう。
ASPとは、オンライン上でアプリケーションなどのサービスを提供する事業者のことです。利用者は、遠隔地にあるASPのサーバにアクセスして、アプリケーションを使うことになりますから、クリニック内にサーバを設置する必要はありませんし、導入までの期間も短くできます。
信頼できるASP事業者を選ぶことで、セキュリティ面でも安心して利用できます。
これからの歯科予約システムは、利便性の高いASP型でセキュリティの高いSSL対応のシステムを選ぶのがベターだといえます。このサイトでは、セキュリティ対策に留意した歯科予約システムを数多く紹介しています。ぜひご覧になってみてください。


