歯科予約システムを比べてみるとわかりますが、基本的な機能はどれも横一線です。
「予約機能」や、患者に予約確認のメールを送る「リマインド機能」が付いているのはデフォルト。レセコンや電子カルテと連動した「患者管理機能」や、来院またはキャンセルした患者の分析、売上管理や経営サポートに役立つ「分析機能」などが備わった歯科予約システムも、多く登場しています。
また、トラブル時のサポートセンターやリモートサービスといったサポート面も、各社そろえています。こうした基本要素を搭載したうえで、独自性のある機能やサービスを展開しているところを選ぶことで、競合クリニックとの差別化が図れるのです。
具体的に、独自性のある歯科予約システムに搭載されている機能とはどのようなものなのでしょうか。いくつかピックアップしました。
「Apotool & Box」の歯科予約システムにあるサービスです。
スマホで予約受付や変更などが簡単にできるほか、術後のオーラルケアや関連製品の提案、家族の来院通知など、患者とのコミュニケーションを深めるためのアプリサービスになっています。
「Dentry」の歯科予約システムで展開。患者との会話を音声認識技術で解読しながら、カルテや歯式図を作成してくれるものです。パソコンへの入力業務を減らせる分、患者と向き合える診察に集中できます。
複数のクリニックを経営している方に向けた、「デンタルアクセス4」のサービス。クリニックごとの予約状況や診療状況、売上といったデータが、リアルタイムで確認できます。
「Apotool & Box」の歯科予約システムのサービス。
治療実績や稼働情報、その他詳細データをすべて一括で分析。クリニックの経営課題の「見える化」が可能になるサービスです。予約管理の枠を超えた、歯科経営管理のためのサポートシステムです。
これまでの統計データから、未来を予測する歯科予約システムもあります。例えば、この日に来院する患者はキャンセル率が高いといったキャンセル確率を事前に予測。事前に対策を練ることで、キャンセル率を抑えることも可能です。
このように、その製品だけが展開する独自性も、システム選びの比較ポイントとなってきます。このサイトでは、独自の機能を持つ歯科予約システムをわかりやすくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
【選定基準】
Google検索「歯科予約システム」で10ページ目まで検索し(2022年8月1日時点)、ヒットした歯科予約システムをすべて調査。 歯科医院に特化し、レセコン対応している歯科予約システムの中から、以下の条件で特徴別にピックアップしています。
デントネット:調査した中でカスタマイズ項目(初期89項目、サーバ側389項目)を搭載したオリジナルの予約システムを提供
デンタマッププラス:調査した中で月額費用4800円から安く歯科予約システムを導入可能
Apotool & Box:調査した中で、経営分析機能(Intelligence)を搭載した歯科予約システムを提供